田植え

日本のしきたり

稲にまつわる暮らしと祭り~田植え

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  田の神様は、4~6月の田植えの時期になると、山から降りてきます。
 おもしろい事に、多くは、田の神様は、山の神様でもあります。春に山から里へ降りてきて、田の神様になり稲が無事に成長するよう見守ります。無事に稲刈りがおわったのを見届けると山へ帰っていき山の神様となるのです。
 五月はサツキで「サ」は神のことであるので、この月は神の月です。「サ」の神は山の神で農家の人は「サ」の神を降ろす(サオリ)の神事を行って、その神のもと田植えをする。無事に種籾(もみ)が苗に成長した後、田の神様を盛り立てるために、笛や太鼓を打ち鳴らし、神様に仕える聖なる身分である「早乙女」と呼ばれる女性たちが、田植え唱を口ずさみながら苗を植えていきます。この近くでは、北広島町の「壬生の花田植え」の田楽が有名です
 神社の春祭りも、この農耕儀礼の一翼を担っているのです。なぜなら、昔から米が民族の生命の糧の主なるものであり、米を作るために生命の源たる祖神を祭ることが絶えることなく続けられてきたからです。

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