早稲田神社

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日本のしきたり / 2021.07.22 更新
【大暑】7月22日(水)~

たいしょ。二十四節気の第12節目、晩夏の後半で6つに分けられた夏の最後、6番目。
令和3年の今年は、7月22日(木)~8月6日(金)
1年の内で最も気温が高く、暑くなる時期。
 この頃、種々のセミが盛んに鳴くのが聞こえます。この時期、とうもろこしが多く出回ります。

早稲田神社の畑になっているプチトマト

初候【桐始結花

きり、はじめてはなをむすぶ
令和3年7月22日(木)〜

桐の花が実を結び始める頃。桐は箪笥や下駄など暮らしの道具に欠かせないものです。

 

次候【土潤溽暑

つち、うるおうてむしあつし
令和3年7月28日(水)〜

湿った土が太陽の強い日差しを浴び、熱気が上がって蒸し暑くなる頃。「溽暑(じょくしょ)」とは高温多湿で蒸し暑いこと言います。

末候【大雨時行

たいう、ときどきにふる
令和3年8月2日(月)~

ときどき大雨が降る頃。強い上昇気流により雲が上へ上へと積み重なって見えるのが入道雲です。入道雲がやがて短時間に大量の雨を降らす夕立をもたらすことを言っています。

◆野菜◆

枝豆

大豆同様、タンパク質を多く含みます。脂質に含まれるレシチンは神経物質の合成を助けるため、記憶力や集中力を高める働きがあると言われています。代謝を上げるビタミンB1が多いので夏ばて予防に良い
葉酸、大豆イソフラボン、大豆サポニン
枝豆をビールのあてにするのは、枝豆にアルコールの代謝を助けるビタミンB1や肝臓の負担を軽減するメチオニンがあるなど、二日酔いを抑制する成分を含んでいることに依ります。

スイカ

90%以上が水分、利尿を促進するので漢方や民間療法でむくみの解消や解毒に用いられます。皮の近くの白い部分には血管を強化するシトルリンが多く含まれているので、硬い緑の表皮部分を取り除いて塩漬けやぬか漬けにして食べると、皮まで無駄なく食べられます。