早稲田神社

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早稲田神社について・日本のしきたり / 2018.02.01 更新
神社参拝の作法(手水舎でのお清めと拝礼の手順)

神社にお参りに行った際、どういった作法で拝めば良いのでしょうか?

今回は神社参拝の作法(拝殿での参拝前まで)についてお話しましょう。

手水舎でのお清めの方法

まずは、手水舎(ちょうずや)での作法ですが、その前に鳥居をくぐります。
くぐる前に一度立ち止まり、衣服を整え、軽く一礼して境内に入りましょう。

そして、手水舎で手と口を清めて禊をして、普段の生活で体にたまった厄や罪穢れを落としてから、参拝に臨みます。

具体的な作法は

①右手で柄杓を取り、水を汲み左手に水をかけて清める。
②次に柄杓を左手に持ちかえ、同様に右手を清める。
③再び柄杓を右手に持ちかえ、左の手のひらに水を受け、口をすすぐ。
④最後に両手で柄杓を真っ直ぐ立て、残りの水を柄の部分に流し清めてから、柄杓を伏せて置きます。

以上が手水舎でのお清めの作法です。

拝礼(拝み方)の作法

次に、拝礼の作法ですが、拝殿の前まで来たら、賽銭を投げ、鈴を三回鳴らします。

鈴を鳴らすことにより、体についた厄や罪穢れが鈴の音に追われて、邪霊と一緒に遠くに去っていくともいわれています。
また、神社の神様に音により気づいてもらう為という説もございます。

鈴を鳴らした後は、軽く一礼後、「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼します。

①直立から直角に体を折り、頭を下げます。これを二回(二拝)

②両手を胸の高さで合わせ、右手を少し下に引いて、柏手を二回打ちます。(二拍手)

③再び両手を合せて、心を込めて祈ります。

④両手をおろし、再び直立から直角に体を折り、頭を下げます。(一拝)

以上が拝礼の作法です。

ぜひ、神社にご参拝された時には、本日の記事を思い出してお役立てて頂ければと思います。