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6月が水無月と呼ばれる理由、月内の行事や「梅雨」の由来とは?

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6月に入りますます日差しが強くなってきましたね。
例年では、中国地方は6月7日頃が梅雨入りですが、今年は天気が良い日が続いています。熱中症にはお気をつけください。

さて、今回の早稲田神社通信では、6月のしきたりに関してご紹介いたします。

6月が何故「水無月」と呼ばれるのか?

6月は和風月名(月の和風の呼び方)では水無月と呼ばれています。梅雨のシーズンの6月なのに、なぜ「水が無い月」と呼ばれるのか、不思議に感じたことがある方もいらっしゃると思います。

これは、和風月名が旧暦に合わせた呼び方だからです。
6月は旧暦では現在の7月~8月頃のことを指す為、梅雨明けして雨が降らなくなる時期の事を本来示していました。
だからこそ、水が無い月、水無月と呼ばれているわけです。

6月の代表的な月の行事とは?

そんな6月の月内の行事として有名なものは、

  • 1日 衣替え 夏服へと切り替える時期
  • 6日頃 田植えの時期 二十四節気による芒種(ぼうしゅ)
  • 11日頃 入梅 今で言う梅雨入り
  • 21日頃 夏至
  • 30日 夏越の祓 半年間の穢れを祓う神事

以上の5つがあります。

特に30日の夏越の祓は全国の神社で神事が執り行われます。
無病息災を祈る「茅の輪くぐり」の神事や、人の形に切った紙、人形(ひとがた)に名前を書き込んで息を吹きかけ、身の穢れを移し神社で祓い清めてもらう神事が行われます。

早稲田神社では旧暦の6月に相当する7月30日に夏越祭を行い、
地域の方に親しまれています。

梅雨の由来

雨が多い6月。梅雨(つゆ)という言葉は江戸頃から使われるようになったと言われています。もともとは梅雨(ばいう)と発音されていました。

この「ばいう」という言葉の由来は中国由来の言葉という説が有力で、元々は「ばい」は梅ではなく黴(かび)のことでした。

湿度が高くなり、カビが出やすい時期、カビの匂いが立ちこめるという意味合いの言葉でした。

それが日本に伝わった時に、ちょうど梅の実が熟す時期ということから同じ音を持つ「梅」の字に「黴」から代わったというのが一般的な説です。

その後、雨がしたたる様を「露(つゆ」に例えて梅雨=つゆと呼ぶようになったそうです。

また、この時期が旬の梅は生で食べると胃腸で分解されると毒になってしまう性質があります。昔の人はそれを梅漬けや梅酒、梅干しとして食べれるように加工しました。
これは、梅には強い抗酸化力があり、食中毒の予防など湿度が高いと起こりやすい害に対して備える力があるからこそです。
昔の人の知恵の賜物ですね。

今回は6月の和風月名の由来や月内の行事。そして梅雨の由来に関してご紹介いたしました。

面白かったらぜひ、お知り合いの方に内容を紹介してみてください。

以上、早稲田神社通信でした。

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