早稲田神社

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神事や祭礼・早稲田神社について・日本のしきたり / 2017.09.22 更新
意外と知らないお月見の由来とは?

暑さも和らぎ、夜には虫の声が聞こえるようになりましたね。秋の訪れを感じられてる方も多いかと思います。

では、そんな日本の秋の夜と言えば?

十五夜のお月見が定番ではないでしょうか。

早稲田神社でも10月4日に観月祭というお月見の会を致します。
多くの方にぜひ、ご参加頂ければと思います。

さて、定番と言われるお月見ですが、その由来についてはご存知でしょうか? 今回はお月見の由来についてご紹介いたします。

大昔、お月様は神聖なものだった

まず、土台として昔から日本ではお月様を神聖なものとしてあがめ信仰しており、収穫後の農作業等が落ち着く秋に稲の豊作を祈るお祭りを行っていたと言われています。

これは、当時の満足に明かりが無い時代、農作業の際に月明かりが大きく役立っていたこと。

また、夜空でもっとも大きく輝いていた星であったことから、信仰の対象となりました。

そして十五夜にお月見をする風習自体は、中国の「中秋節」という習慣が、奈良から平安時代にかけて日本に伝来したものです。

当初は宮中で上流階級だけが楽しむ月見の宴としてとり行われていました。

これが江戸時代になり、一般庶民の間に広まった際に豊作を祈る収穫祭と融合することで、今日のような月見団子やすすきをお供えするスタイルになったといわれています。

以来ずっと日本でお月見が親しまれているわけです。
この時期の月は中秋の名月とも呼ばれ、一年の内でもっとも美しい月とされています。

早稲田神社の観月祭でぜひお月見をお楽しみください!

10月4日の観月祭では、美味しい食事とお茶。だんご汁を楽しみながらお月見をしていただけます。特に境内は提灯等で幻想的にライトアップもされますので、ぜひお気軽にご参加なさってみてください。

まだ、申し込みの方は受付させて頂いています。
電話でもfacebook上からでも受付させて頂いていますので、ぜひお気軽にご連絡下さい。