由緒

早稲田神社は、広く大きく限りない神様のご威光により、ふるさとの鎮守として、祖先より長く長く崇敬されてきております。

ふるさとの歴史と文化を象徴し、世代や宗教を超えて地域社会の家族や隣人の方々との心温まる絆を強くして、住民の心のよりどころ、安全と安心を得る場として現在も親しまれています。

由緒

古文書に『文亀三年工事を起し、爾来数年にして通常平地を一変し、一小丘を作り、永正八年九月十五日、ここに神霊を安置せり。よって今に至るも、「垚八幡宮」又は「垚の宮」と称す』とある。

亦、古老に依れば、武田氏不動院の向いの武田山山上に安芸の国の守護職の武田氏が居城銀山城を建てられたが、その居城より展望すれば牛田のあたりは方位が鬼門に当る処から平安を祈り源氏方の守護神である八幡神を祀り、見立山に「神田神社」、早稲田山に「早稲田神社」を建立したと伝えられる。(神田神社は宇品埋立地に氏神社の無い所から一町村一氏神の政府方針もあり、工兵作業所の作業所の入口から移転した。)

特に武道の神として崇敬され、武田氏以来、毛利氏の崇敬厚く、又、浅野氏の入国以来、維新に到るまで、家老が代参し、供貢を奉献せられ、明治四十二年、神饌幣帛料の供進の指定社に列した。

旧社殿は古くは浅野藩三代綱長公により本殿が改築され、大正四年御即位、御大典記念事業として改築され、昭和二十年八月六日、原子爆弾により半壊したが、戦後の混乱期にもかかわらず直ちに復旧せられた。

昭和三十年十二月八日、浮浪者の失火により不幸にして消失したが直ちに再建奉讃会が結成され、昭和三十五年、現社殿が竣工、四百五十年祭と併せ、奉祝祭が町民挙げての喜びの中に、十月十五、十六、十七日の三日間にわたり盛大に執行された。

その後、平成二年ご大典記念事業として社殿、資料館の改築、参道の補修等、数次の整備を行いつつ現在に致っている。

御祭神

八幡神社として下記の三柱を御祭神としている。

  • 足仲彦命(帯中津日子命) 仲哀天皇
  • 品陀和気命 応神天皇
  • 息長帯日売命 神功皇后

御神德(御利益)

  • 足仲彦命(帯中津日子命) 仲哀天皇

仲哀天皇は、自ら甲冑をまとい軍を率いて国内の平定に盡され、遂に陣中で歿せられた。よって、武道、家内安全、厄除、交通安全の神、として崇敬される。

  • 品陀和気命 応神天皇

応神天皇は、仲哀天皇の第四皇子にあらせられ、平定なった国内の治政を整えられ、また、学術、技藝盛んに伝来し、文化は発達し国連隆盛を極めた。よって、学業諸芸成就、生業繁昌の神として崇敬される。

  • 息長帯日売命 神功皇后

神功皇后は、仲哀天皇の皇后であらせられ、戦歿された仲哀天皇の遺志を継ぎ、應神天皇を御懐妊中であられたにもかかわらず、男装して新羅を征せられた。よって、武道、安産、子育、婦道の神として崇敬される。

摂社(境内社)

  • 金刀比羅社

御祭神は大物主神が祀られています。御神徳は除災の神として交通関係者や危険物取扱者から崇敬されています。

  • 稲荷社

御祭神として宇迦之御魂神・大宮女命・猿田彦命が祭られています。御神徳は農業・飲食業・商業の神として崇敬されています。

 

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